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連載コラム~360度多面評価~【第1回】「360度多面評価」はなぜ企業経営にとって重要か?

2019.9.27  360度多面評価

「これからは社員の潜在力を発揮させられる企業しか生き残れない!」

経営環境の変化がこれまで以上に激しく、不透明な時代です。社員・組織の力量がこれまで以上に問われる環境の中で、社員の能力開発や組織やチームの相乗効果発揮への取組みの重要性を示唆する言葉です。

 

経営とは限られた経営資源の配分であり、その妙が経営者の手腕といわれます。

経営資源に限りがあるのは中小企業だけのことではありません。どんなに大きな会社でも無尽蔵の経営資源を誇るところはなく、程度の差はあれその配分に頭を悩ませているはずです。

しかし、有限な経営資源の中で、ひとつだけ自ら価値を増やしていくことのできるものがあります。それが人的資源、すなわち「人」です。その価値を高められているかどうかによって、企業の盛衰が分かれると言っても過言ではありません。

会社の方向性は各社独自の経営戦略によって既定されますが、成長軌道に乗ることができるかどうかは、社員の意欲や組織の質によって決定づけられます。

 

「社員一人ひとりの潜在力(能力や意識)発揮」に向け、経営者や各リーダーが効果的なアプローチ方法を持ち合わせているかどうか、会社にそのしくみがあるかどうか、がとりわけ重要なポイントになるのです。

 

皆さんの会社では、人的資源の開発、つまり社員の潜在力の発揮が充分出来ていますか?

 

それら社員の能力開発の効果的なツールのひとつであり、使い方により絶大な効果を発揮するのが、これから述べてまいります『360度多面評価』です。

 

  • 360度多面評価」とは、どういうものか?

 

360度多面評価とは、職務遂行状況や遂行能力、職務に求められる知識などについて、自己評価を行うと共に、周囲の上司・部下・同僚、時に、社外の顧客・取引先などから、自己評価と同様の項目・基準で評価を受けることを指します。

つまり、複数のさまざまな立場の関係者が1人の従業員の評価を行うものです。一般的な評価制度のほとんどが上司によって評価されている点が異なります。

 

より多面的で深い評価は、本人の特性を浮き彫りにします。その内容は、評価された本人の成長に欠かせない情報になるのです。人材育成として、本人に改善の材料を提供してくれます。

また、適切な評価を行うことで、従業員の仕事や企業へのエンゲージメントを高めることにも有効です。

 

具体的な活用の方法として、被評価者が、他者からの評価結果と自己評価を比較検討することで、自己の強み・改善課題を探索し、パフォーマンス向上の方策を見出す具体的ツールとして使用されるケースが一般的です。

また、多くの企業では、管理者層以上に実施される場合が多く、客観的視点を基にマネジメント・スタイルの進化を促していくツールとして活用されています。

 

次回以降は、「360度多面評価」について、

 ・導入方法からフィードバック実施の具体的な進め方

 ・360度評価のメリット・デメリット

 ・具体的な導入事例とその効果

 ・成果性を高める為の運用のポイント

等について、詳しく解説してまいります。引き続きよろしくお願い致します。

 

  • 参考図書、及び、セミナー

360度多面評価」を活用し、企業改革や組織改革を成し遂げた実例を綴った書籍、及び、セミナー(以下)もご参考にして頂けたら幸いです。

 

 ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」 著者 坂本光司氏推薦!

 『「社員が主役」の会社はなぜ逆境に強いのか』(あさ出版)著者 志水 克行

 http://www.skg.co.jp/publication/syaingasyuyaku.php

 

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Author 執筆者

志水克行

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