チームとして仕事の生産性を高めるためには、何が必要か?
その唯一の答えは、チームや組織に「心理的安全性があること」
チームビルディングとは、『 メンバーが思いを一つにして、共通のゴールに向かってチャレンジしていける組織づくり 』 のことです。
会社全体あるいは、部や課などの組織は、本来は上記のようなチームであるべきですが、実際には、共通の目標がなかったり、個々人の思いがバラバラだったり、共通の目標の達成にコミットしていなかったりと、「チーム」ではなく単なる「グループ」になっていることがよくあります。
今日のように、変化が激しく不確実性が高い環境においては、従来のような職位の高い人間がリーダーとして指揮・命令を行っている組織では、変化に対応できません。
リーダーの指示・命令に依存するのではなく、
・メンバーそれぞれが自ら考え、周囲のメンバーに対して発信すること
・メンバー同士が協力しながら新しいことにチャレンジすること
・試行錯誤しながら学習と成長を続けること
・それらを通じて成果を上げられるような、強いチームになっていくこと
が求められています。
本研修では、様々なアクティビティを通して協力や連携することの重要性と楽しさを体感していただきます。
さらに受講者同士の相互理解を促進し、心理的安全性や関係の質を高めていきます。
そして、参加者同士がチームの課題とその解決策について話し合うことで、職場に戻っても協力しながら目標を達成し続けるチームになることを促進します。
◆ 過去12 年間で1222社以上、約48,800人が参加したプログラムです。
“日本野外研修ワークショップ協会”認定の弊社講師がファシリテートを行います。
◆チームビルディングプログラムを通じて、以下のような“良いチーム”に変容することを目指します。
良いチームとは、ただ人が集まれば出来るものではありません。
リーダーが中心となり、チームづくりを行うことで少しずつ出来上がっていくものです。
そこで、まずはチームの成長プロセスについて知ることが重要です。
アメリカの心理学者、ブルース・W・タックマンは、
「あらゆるチームは、【1】形成期→【2】混乱期→【3】統一期→【4】機能期という4段階をたどって形成されていく。」
「どのような組織やチームであっても、最初から第3段階や第4段階ということはなく、必ず第1段階(形成期)からスタートする。
また、チームが成長していても、メンバーが入れ替わると第1段階に戻る」という理論を提唱しています。(以下の図を参照)
本プログラムはこのタックマンモデルに則り、チームが変容するよう促します。
課題考え方や価値観が異なり、組織としての一体感や部署間の連携が弱い。
若手社員を中心に組織が活性化し
「自分達が組織風土を変えていく」という意識を持つように。
以下の手順・概要で「チームビルディングプログラム」を推進
ステップ | プログラム導入・実施手順 |
---|---|
1st | 経営企画部人事課からのご相談 若手社員を採用したものの、当初の目的どおりに活躍しておらず、組織としての一体感情勢や部署間の連携強化につながっていないことをヒアリング。 仕事へのマインドや基本スキル等の一般的な新人・若手社員研修を導入しても効果は薄いとの共通認識を持ち、チームビルディングプログラムの導入を決定。 |
2nd | 組織人事アンケートの実施 全社員に対し、ビジョンや目標への共感度、上司への信頼度、同僚との関係性等についてのアンケートを実施し、若手社員の不満足要素を抽出。 |
3rd | 詳細プログラムの設計 経営者及び経営幹部にアンケート結果を報告するとともに、明らかになった課題に基づき研修プログラムを作成。 |
4th | チームビルディングプログラムを実施 入社5年目迄の若手社員に対し、1泊2日のチームビルディングプログラムを実施。 アクティビティに取り組み、失敗を繰り返しながら徐々に自分達の課題に気づくとともに、各自の強みや弱みがあぶりだされていく。 また、半強制的に協力・連携することで、少しずつ信頼感が醸成されていく。 夕食後の焚き火では互いに、メンバーの強みと課題を本音で指摘し合う。 2日のファイナル・チャレンジでは時間内に課題をクリアし、達成感を味わう。 そして、職場でも如何に協力して目標達成し、皆で達成感を味わうか? 一体感のある職場にするためには日々何をすれば良いのかを話し合い、個々人のアクションプランを発表する。 |
5th | 職場実践(約2ヶ月) 研修時に各自が作成したアクションプランを職場で実践する。 |
6th | フォローアップ研修(1日)を実施 X社内の会議室にて同じメンバーで実施。 1泊2日の研修で行った内容の種明かしをしながら、チームが成長するために必要なプロセスや具体的な行動について理解を促進する。 また、研修後半ではメンバーを部門毎に分け、各部門において上司や先輩も巻き込みながらどのようにチームワークを高めていくのかを話し合う。 |
リーダーのためのチームビルディング入門
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