約35年間培ってきた360°評価の具体的な実施方法や、
評価の結果を活用し受講者自身の成長だけでなく、
職場改善にもつなげるためのノウハウをまとめた無料小冊子をご用意しました。
- 上位者から課題を指摘するが、聞く耳を持たない
- 自身の課題に気づいてはいるものの、行動が変化しない
- そもそも自身の問題点に気づいていない
- 管理職研修を受けさせているが効果が無い
- マネジメントを行うように伝えてはいるが、個人プレイに走ってしまう
- 大きな問題は無いものの、近年成長が止まっている
小冊子の概要
第1章では、360度評価の概要、目的、実施にあたっての留意点を述べており、第2章では、360度評価を行うにあたっての手順を記載しています。
360度評価の導入を検討されている場合は、第1章から読んでいただければ、進め方をイメージしていただけると思われます。
また、既に360度を導入されておられる方については、第3章からご覧になり、360度評価を基にした管理職育成の参考にしていただければと存じます。
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第1章 360度(多面観察)評価とは
Ⅰ-1 360度評価とは
Ⅰ-2 360度評価の効用
Ⅰ-3 360度評価の活用範囲と留意点
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第2章 360度評価実施手順
Ⅱ-1 360度評価実施手順フロー
Ⅱ-2 対象者・回答者選定
Ⅱ-3 設問内容検討
Ⅱ-4 アンケート実施告知
Ⅱ-5 アンケート実施・集計
Ⅱ-6 フィードバック
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第3章 360度リーダーシップ研修
Ⅲ-1 「360度リーダーシップ研修」目的
Ⅲ-2 「360度リーダーシップ研修」概要
Ⅲ-3 「360度リーダーシップ研修」事例
360度評価質問例【部下マネジメント】
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信頼関係
部下からの信頼が厚く、良好な関係が築けている -
部下指導・支援
部下の業務推進、成長に関する指導・支援が効果的に行われている -
部下理解力
部下への関心が高く、課題・心理状態・適性などを正確に掴めている -
動機付け力
部下のやる気・意欲を引き出すことに長けている -
適正評価
自分自身の嗜好やコミュニケーション量に囚われることなく、部下の能力・姿勢を、適正かつ、公平に観ることができている -
部下連携促進
部下同士の連携・相互支援が進む働きかけができている -
方針伝達・浸透
会社・上位者の方針を、自部署・部下の状況に合わせた形で、自分の言葉で語り、浸透・理解を図っている
「意識と行動が変わり、期待される成果を出すようになる」管理職育成プログラム
上司・部下・同僚からの360°評価(多面評価)によって、管理職の意識や行動を良い方向に変化させるためには、本人がきちんと周囲からどのように見られているのかを受け止めることが大前提となります。さらに、そこから日頃の自身の言動や、置かれている立場等を振り返りながら深く内省し、自らの本質的な問題に気づくことが重要です。
また、きちんと自身を内省し、問題と向き合うためには、他者(専門のトレーナーや、他の受講者)の手助けが効果的です。
本研修では参加者一人ひとりに対し、講師及び受講者全員がじっくりと時間をかけて向き合い、各自の問題点と今後の目標・行動計画を明確化することで、行動変容を促していきます。
360度評価を用いた研修の導入事例(お客様の声)
<受講者のアンケートより(一部抜粋)>
管理職として仕事をしているつもりだったが、研修でのアンケート結果を見て、全く期待される行動が出来ていなかったことが分かった。また、精神的に部長に依存しており、その原因は『自身の考えを打ち出し行動することで、失敗を恐れている』という逃げの姿勢であることがわかった。
しかし研修を経て、会社の業績を左右する責任あるポジションを任せてもらえているのであり、『会社のためにも上司や部下のためにも、このままではいけない』とハッキリ認識することができた。また、本来求められる役割を正しく理解したことで、目標が明確になった。今後は部門運営に一層励み、周囲に貢献していきたい。
これまでは自分の価値観だけで物事を判断してしまうことが多かった。そして、自分の思い通りに進まないことがあると、感情的になり、関係性を悪化させてしまうことが多々あった。
しかし、本研修で得た客観的なアンケートの結果を見て、自分の態度やコミュニケーションの取り方、自己管理の方法等に問題があるにも関わらず、それを他人のせいにするという他責思考に陥ってしまっていることに気づいた。
また、他の受講者と討論し、自身のネガティブな思考や言動が周囲に悪影響を及ぼし、部下のモチベーションを下げてしまっていることに気づいた。今後は自分の課題に正面から向き合い、行動を変えることで信頼関係を構築していきたい。
マネジメント業務から逃げてしまっていることに気づいた。プレイヤー業務には自信があり、これまで高い評価を受けてきたため、プレイヤー業務ばかりを行ってしまっていた。
その結果、部下の事は放置しており、何をしているのか、何に悩んでいるのか等が全く分からない状態だった。これでは、部下からの評価が低いのも当然である。今後は部下に愛情を注ぎ、良い方向に導くことを第一に考え行動していきたい。
このように思えたきっかけは、研修中に講師やメンバーから多くの励ましがあり、勇気づけられたことだったと思う。自分に対して真剣にアドバイスし、『共にがんばろう』と言ってくれたことがうれしかった。
よくある質問
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QUESTION01
誰に評価をつけてもらえば良いのか? 回答者が特定されてしまわないか?
多面評価結果を抽出するためのアンケートは、通常は受講者自身が回答するほか、上位者と下位者がそれぞれ複数人、また状況によっては同階層(横並びの立場)の方々も複数人が回答されます。回答者数は研修によって異なります。
なお、受講者には評価者名は明示されないため、特定されることはありません。
またアンケート結果は階層毎の平均点のみ表示されるため、各評価者が何点をつけたのかは受講者本人には分かりません。 -
QUESTION02
周りからの評価にショックを受けて、やる気をなくしてしまわないか?
仮にアンケート結果を受講者に渡すだけで、内容の説明や強み・弱みなど具体的なフィードバックを行わない場合は、ショックを受け、やる気をなくしてしまう懸念があります。
本研修では、講師がアンケート結果の読み取り方やポイントを説明すると同時に、一人ひとりじっくりと時間をかけてこれまでの言動を振り返り、「なぜ周囲からこのように見られているのか」、「自分の問題の根本原因は何なのか」を掘り下げていきます。
特にアンケートの点数が低い場合は、「周囲に評価されていない」のではなく「周囲からの期待が大きい」と捉え、その期待に応えるために何をすべきかを検討していただきます。
このようなプロセスを経た結果、受講者からは「初めショックでしたが、自身のモヤモヤが晴れてすっきりし、目標に対するやる気が出てきました」との声を多数いただいています。 -
QUESTION03
一般的な管理職研修との違いは何か?
多くの研修においては、受講者全員を対象に、予定された内容に沿って講義を中心に講師が進行します。ワークを実施することはあっても、研修で聞いた内容をどのように理解し、業務で活用していくかは、本人に委ねられます。
一方、本研修では、講師及び受講者が一人一人の状況を聞いたうえで、個別事情を踏まえた指導やアドバイスを行います。個別課題をピックアップし、それぞれに対する具体的な解決策を掘り下げて検討します。
また、具体策を実践した後に再度研修を行い、各自の進捗状況の確認や、今後に向けた強化ポイントの抽出等のフォローを実施することで、行動変革に繋げます。 -
QUESTION04
管理職以外にも実施するのはどうか?
経営者・経営幹部や、管理職手前の社員等を対象に実施することも多くあります。
それぞれの役職に応じた課題に気づき、課題の克服に向けて行動を変えていただくためにも、様々な階層での実施が有効と考えています。
ただし、新人や若手社員等、年齢や経験が不足している対象者には効果が薄いこともあります。 -
QUESTION05
360度評価を給与や賞与に反映させるのは良いのか?
反映させない方が良いです。
360度評価を本人の成長のために研修で使用するのであれば、回答者の多くは、対象者の良い点は高く、改善点は低く評価をしようと考えます。
しかし、それが給与や賞与に反映するとなると、「あまり給与が下がるのは可哀そうだから、少し甘くつけよう」、あるいは「あの上司の事は好きではないので、敢えて低くつけよう」等と私情が入りやすくなってしまいます。
結果として、多くの企業において処遇には反映させず、教育的ツールとしてご活用になっています。
弊社は1978年の設立以来、経営者や管理職・一般社員の方々を対象に、それぞれの課題解決につながる研修プログラムを提供して参りました。
特に多いのが、管理職の方々に向けた研修です。
本来管理職は、リーダーシップを発揮して担当部署を束ね、他部署と連携を取りながら、経営陣に求められる成果を出していくべき存在です。
しかし実際には、プレイングマネージャーとして自身の仕事をこなすのに精いっぱいで、部署内の問題解決やメンバーの育成にまで手が回っていないケースが多く見られます。
また、働き方改革が謳われる中、部下の残業時間を減らすために自身が仕事を抱え込んでしまったり、部下への何気ない一言が「ハラスメントだ」と言われたりと、これまでとは違う環境の中でどのようにマネジメントを行えば良いのか、迷ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
弊社ではそのような管理職の方々の問題を解決し、より良い組織運営を行っていただくために、35年間1000社以上のお客様に様々な研修プログラムを提供して参りました。
そのノウハウを基に作成した本小冊子が、貴社のお役に立てますと幸いです。
【無料小冊子】360度評価を用いたリーダーシップ開発
「360度評価を用いた、リーダーシップ開発」を活用し、組織の中核を担う管理職の方々がより一層、ご活躍されることを願っております。
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