AI(アプリシェイティブ・インクワイアリー)
Appreciative Inquiryの略で、組織や人材の本質をポジティブな問いを重ねることで探り、パフォーマンスをあげるチームや成果があがる仕組みを構築するプロセスのこと。
アプリシェイティブの意味は「真価がわかる」、インクワイアリーは「探求」。
問題がある組織でも肯定的な視点に立って見つめ直す。人が持つ能力や強みに焦点を当て、「どうなりたいか」「何を目指すか」を問いかけながら組織や仕組みを再構築する。
米国ケース・ウエスタン・リザーブ大学のデービッド・クーパーライダー教授と、シンクタンクでのタオス・インスティチュートのダイアナ・ホイットニー氏らが提唱した。
AIが開発される以前は、組織の活性化を考えるとき、問題解決型のアプローチが主流だった。この場合、問題点というネガティブな要素を重視することになり、組織メンバーの向上心が低下する危険がある。
ちなみに人工知能のAIはArtificial Intelligenceの略。