ケースメソッド
実際に起きた事例や判例を用いた教育法または教授法。ロースクールやビジネススクールで導入されている。
また従業員研修にケースメソッドを導入している企業もある。例えば新任課長研修において、社長や役員たちが実際に直面したトラブルを、参加者たちに疑似体験、模擬解決させる。こうすることで経営陣が求める分析力や洞察力などを、若い管理職たちに身につけさせることができる。
ケーススタディでも実際の事例を扱うが、こちらは資料の理解など受身の学習スタイルが一般的だ。ケースメソッドでは、研修の参加者が能動的に解決方法を考えたり、学習したりする。