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連載コラム~目標達成し続けるチームづくり~【第45回】“話しかけやすい”と感じられるための工夫

2022.11.1  チームビルディング

~目標達成し続けるチームづくり~
【第45回】“話しかけやすい”と感じられるための工夫

■ある取締役の工夫

 

先日、SNSのtwitterにてあるユーザーが、
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○○社の取締役が、「一般社員が会社生活において、管理職や役員に委縮してしまう問題」の解決法を編み出す。
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というコメントとともに、以下のような画像をツイートしたところ、約1日の間に27,000いいね、5,000リツイートという大きな反響がありました。

 

 

本ツイートのコメント欄を見ると、

 

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「こんなんされたら引くわ・・・」

「勘違い感がすごい」

「おじさんの発想すぎて寒い」

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等の否定的なコメントもあれば、

 

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「効果は分からないが発想は好き」

「自分から歩み寄ろうとする姿勢が良い」

「気さくな感じが伝わってくる」

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と好意的に受け止めるコメントもありました。

 

 

私もそうですが、ツイートに記載の解決方法をそのまま真似できるかというと、「なかなか難しい」と思われる方が多いでしょう。

 

しかし重要なのは、「事業や組織が拡大し、年齢を重ねていくにつれて、従業員たちはあなたに対して距離を感じ、話しかけづらくなり、萎縮していく」という点に着目し、対策を行っているということです。

 

もしこのことに気が付かないままでいると、知らないうちに“現場や社員から情報が届かない経営者・管理職”になってしまう懸念があります。

 

 

■「話しかけやすさ」の重要性

  

パフォーマンスが高いチーム、生産性が高いチームに共通する特徴は、「心理的安全性が高い」ことであることは、以前のコラムでもお伝えをしました。

 

詳しくは【第24回】心理的安全性はなぜ重要なのか?をご覧ください。

https://skg-od.jp/column/2644/

 

「心理的安全性のつくりかた」の著者、株式会社ZENTechの石井遼介氏は、著書の中で次のように述べています。

 

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「日本の組織では、①話しやすさ、②助け合い、③挑戦、④新奇歓迎の4つの因子があるとき、心理的安全性が感じられる」

 

 「最も重要かつ、他の三つの土台となるのが、①話しやすさ因子です。」

 

「①話しやすさが確保されている時、報告や連絡、意見や立場の表明、雑談も含めた情報共有や、指示や依頼を理解するための質問などが、チームの中で飛び交います。」

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よって、「心理的安全性が高く、成果を生み出すチーム」をつくるためには、

「話しかけづらい」、「意見やアイデアを言いづらい」と思われがちな上位者自身が、

「話しかけやすい」と思われるための“工夫”や“言動”を行うことが必要です。

 

 

この点を考慮したうえで、部下とのコミュニケーションの取り方を再確認してみてください。

 

 

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Author 執筆者

南野真彦

南野真彦

株式会社新経営サービス 人材開発部シニアコンサルタント

大学卒業後、リクルートグループ企業においてクライアントの採用支援に従事。その後人事コンサルティング会社にて、中小・ベンチャー企業に対し、人材採用や若手の育成、人事制度の構築・運用に尽力。 株式会社新経営サービス入社後は上記に加え、理念経営の実践やチームワークの向上等、組織・人事面における幅広い手法を用いた組織開発コンサルティングを行っている。