人材・組織開発サービス【株式会社新経営サービス】

コラムCOLUMN

連載コラム~目標達成し続けるチームづくり~【第26回】チームへの参加意欲を高める4つのP

2021.1.28  チームビルディング

~目標達成し続けるチームづくり~
【第26回】チームへの参加意欲を高める4つのP

突然ですが質問です。

 

あなたが今の会社に入社した理由は何でしょうか?

 

「今の会社しか内定が出なかったから」という理由の方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかしそうであっても、多くの求人の中から自社の選考に進むことを選択し、最終的に入社を決めた理由が何かあるはずです。

 

社会心理学では、

「人が組織に魅力を感じ、参加したいと思う理由は4つに大別される」

と言われています。

 

それは、

 ・Philosophy(理念・方針)

 ・Profession(活動・成長)

 ・People(人材・風土)

 ・Privilege(待遇・特権)

の4つであり、頭文字を取って共感の4Pと呼ばれています。

 

例えば、スターバックスコーヒーで働きたいと思っている人がいるとします。

 

それが「自宅でも職場でもない、自分らしさを取り戻せる第三の居場所=サードプレイスを提供するという考え方に共感しました!」という理由であれば、Philosophy(理念・方針)に共感しているということです。

 

また、「コーヒーが好きで、色々なドリンクを作れるようになりたい」という理由であればProfession、「お店で働いている人達がとてもステキで一緒に働きたい」という理由であればPeople、「時給がいいし、休憩時間に好きなドリンクが無料で飲める」という理由であればPrivilegeに共感しているということになります。

 

入社後も同じです。社員のやる気は、会社やチームへの共感度に左右されます。

 

仮に、「会社の方針に共感できないし、仕事もおもしろくない。他のメンバーとも仲が良くないし、給与も少ない」と感じているメンバーがいれば、積極的に仕事に取り組まないばかりか、近々退職することになるかもしれません。

 

逆に4Pの魅力度が高ければ、社員のパフォーマンスは向上します。よってリーダーは4Pの魅力度を高めていく必要があります。

 

では、具体的に何から取り組んでいけば良いのでしょうか。

 

組織には役割分担がありますから、仕事内容(Profession)を急に変えるわけにはいきませんし、給与や賞与、福利厚生など(Privilege)も全社に影響する話であるため、チームリーダーが出来ることは多くはないでしょう。

 

一方で、チームのビジョンや方針(理念・方針)を示すことは出来ます。

そしてチームのコミュニケーションを活性化させ、相互理解を深め、関係性を向上させることでPeople(人材・風土)の魅力を高めることも出来ます。

 

コロナ禍でメンバーの士気が下がりがちな今こそ、チームへの共感度を意識的に高める工夫を行ってみてください。

 

関連サービス

  • チームビルディング プログラム

    チームとして仕事の生産性を高めるためには、何が必要か?
    その唯一の答えは、チームや組織に「心理的安全性があること」

Author 執筆者

山下大輔

山下大輔

株式会社新経営サービス コンサルタント

大手教育会社にて数多くの講師登壇並びに人材育成に従事。 その後、事業会社の経営幹部として組織体制の構築や全国エリア統括として部署横断型のプロジェクトチーム立ち上げ等を経験。 「活気ある組織作りを基軸に中小企業を支援したい」との想いから新経営サービスへ入社。 単なる研修実施ではなく、経営課題の解決につながる人材開発・組織開発コンサルティングを心掛けている。