管理者向け「PDCA管理力」強化研修
- 受講対象者
- 管理者層
- 実施形態
- インハウス(講師派遣)型
研修の狙い・目的
環境変化に対応する力を養うために!
上司の“PDCA管理力”強化
元GEの経営者、ジャックウェルチ氏の名言の一つに「余儀なくされる前に、改革せよ」があります。これは、窮地に追い込まれる前に、余裕がある時にこそ変化を起こすことの重要性を語った言葉です。市場変化のスピードがますます加速する中、そのような環境下では、様々な問題に対して常に先手を打つことが必要です。そのためには部門長・現場リーダーのマネジメント力、言い換えれば「PDCA管理力」のレベルアップが求められます。
研修概要
主なカリキュラム例
1. PDCAの必要性
管理者に求められる「マネジメント」のための必須事項
2.「P」フェーズ
- (1)重要業績指標~「KPI」の抽出
- (2)仮説思考~調査、情報収集から“あたり”をつける
- (3)優先順位~プライオリティの検討
- (4)シナリオプランニング~上方・下方修正の可能性を探る
- (5)具体的な項目設定~「SMARTの法則」
- (6)関係者間における目標の共有
3.「D」フェーズ
- (1)“総論賛成・各論反対”対策~「why指導」でメリット・デメリットを理解させる
- (2)部門間・部門内の関係性強化~段取り、根回しの習慣化
- (3)フィードバック強化~「褒める」「叱る」の使い分けで部下のモチベーションをマネジメントする
- (4)受け入れ態勢の維持~上司としての“いつでも聴ける”状態管理
4.「C」フェーズ
- (1)「結果(数値面)」、「プロセス(数値以外の点)」、「気づき獲得による社内ノウハウ蓄積」の検証
~カギは「スコア化」
- (2)「逸脱、未達に関する問題」…発生型
「目線を上げることで生じる問題」…向上型
「将来のリスクを見越した問題」…未来型
の観点で原因分析を行う
- (3)意図的な“批判的な見方”が正しい原因分析につながる
- (4)「Pの読み違い」を受け入れる風土形成
5.「A」フェーズ
- (1)論理的思考に基づく振り返り~ロジカルシンキングの活用
- (2)フレームワークを効果的に活用した活発な検証~KPT、フォースフィールド分析
- (3)「何を残す?」「何を捨てる?」「何を変える?」~スパイラルアップのための方針決定
6. まとめ~ 目標は「ナマモノ」、放っておくと腐ってしまう