12名から16名程度が適正と考えています。
最少では9名程度。最大では20名程度となります。
3~4名1グループでグループワークを行い、そのアウトプットについて各グループが発表~全員で対話を実施します。
この点を考慮すれば、3名1グループが3グループの9名が最少となります。
単なる研修会ではなく、講師が参加者一人ひとりの名前を覚え、参加者と対話しながら本プログラムは進めていきます。
また、上記記載のとおりグループワーク~各グループ発表~全体対話の時間を設けます。
よって、人数が多くなればなるほど時間を要することになり、学習・検討いただくテーマが減少してしまいます。
また参加者も人数が増えれば良い意味での緊張感が弱くなり、研修成果が薄れる傾向にあります。
まず「期待役割」の基となる要素は大きく2つとなります。
一つは、弊社が作成した会社の業種・業態、職種を問わず、管理者に求められる役割を記載した汎用モデルを基に検討いただくパターンです。
二つ目が、人事評価制度における「等級基準書」を基に作成する方法です。
作成手順としては、「弊社の汎用モデル」「等級基準書」から、上位者複数名が今後の自社を取り巻く環境変化を踏まえ、管理者層に重点的に求められていくであろう役割をピックアップ。必要に応じて、表現内容の修正を行います。
さらに、記載されていない重要役割候補を提示いただきます。
上位者の方々の意見を取りまとめた資料を弊社が作成。
上位者の皆様と弊社講師が会議を2回程度実施。対話を重ねながら本プログラムで使用する「期待役割」をまとめていきます。
『管理者の役割』と題して、管理者の3つの機能「リーダー」「フォロワー」「コーディネーター」を解説。
その推進ポイントを確認後、事前作成している自社独自の「期待役割」を提示~解説。
参加者同士で、「期待役割」を効果的に進めるための方法について、
①個人検討 ⇒ ②グループ検討 ⇒ ③全体検討 の手順で掘り下げて検討実施。
その後、各自の職場状況を踏まえて、重点的に強化すべき「期待役割」を選定。
具体的に何を?いつまでに?どのような水準まで引き上げるのか?
期待役割推進に関しての目標(パフォーマンス向上目標)を設定。
相互支援形式のミーティングを参加者間で行い目標達成のための具体策を検討。
このような研修を第1回目に実施されるケースが多くなっています。
その次に多いのが『部下指導・育成』に対する内容です。
具体的には、
などのテーマを組み合わせて実施する内容です。
その他では、
などを実施されるケースが近年では多くなっています。
まず管理者パフォーマンス向上プログラムは、
という流れになります。
行動促進プログラムは、上記2ndで設定したパフォーマンス向上目標に関して行動を促し、成果向上・成功体験獲得を目的に実施します。
始めに2ndの研修を実施してから2週間後に、『リフレクション活動』を行います。
研修時にパフォーマンス向上目標を伝えて、その実現の為に「どのようなことを行えば良いか?」、相互支援しながら具体策を考え、アドバイスを送ったグループメンバー(4名もしくは3名)で行います。
所定のフォーマット・シート(リフレクション・シート)に、パフォーマンス向上目標の進捗状況・成果・今後の活動予定を記載して、グループメンバーに送付します。
仲間のシートが届けば、メール・チャットなどで感想・アドバイス・勇気付けのコメントなどを返信します。
この際、返信コメントは、メーリングリスト形式で他のメンバーも見れる状態にします。
このように職場実践内容をグループで報告しあい、成果を上げるための相互支援を行います。
その後2週間経過すれば、フェース・トゥ・フェースで対話できる場を持ちます。
( 『アクション・ブレイクダウン・ミーティング』)
グループメンバー同士で、リフレクション・シートに記載した予定事項の進捗状況を報告しあい、一人ずつ時間をかけてパフォーマンス向上目標達成のための方策をアドバイジング・コーチングしあい検討を進めます。
アクション・ブレイクダウン・ミーティングを行ってから2週間後に再度、前述のリフレクション活動を行い、メール・チャットなどで相互支援を実施します。
この一連の活動を行動促進(現実の問題解決)プログラムと称して実施し、管理者としての役割遂行力、成功体験獲得を図っています。
基本的な考え方としては、管理者パフォーマンス向上プログラムは、
①「期待役割」の推進力を付与するための研修実施
例)第1回 「管理者の役割」
②研修終了時に、パフォーマンス向上目標設定
③行動促進プログラム実施
④「期待役割」の推進力を付与するための研修実施
例)第2回 「効果的な部下指導を行うために」
⑤研修終了時に、パフォーマンス向上目標設定
⑥行動促進プログラム実施
⑦「期待役割」の推進力を付与するための研修実施
例)第3回 「フォロワーシップの発揮」
という流れで行っていきます。
上記の①~③、④~⑥をそれぞれ1セットで運用していくこととなり、グループメンバーも①~③で固定。
④~⑥はメンバーを変えて実施ということになります。
グループメンバーの選定は、部署間連携を図っていくことを狙いに、他部署のメンバー同士の組み合わせを基本的に推奨しています。
前述したサンプルを参照しながら確認いただくと、
①「期待役割」の推進力を付与するための研修実施
例)第1回 「管理者の役割」
②研修終了時に、パフォーマンス向上目標設定
③行動促進プログラム実施
④「期待役割」の推進力を付与するための研修実施
例)第2回 「効果的な部下指導を行うために」
⑤研修終了時に、パフォーマンス向上目標設定
⑥行動促進プログラム実施
⑦「期待役割」の推進力を付与するための研修実施
例)第3回 「フォロワーシップの発揮」
①④⑦の研修部分は、1日(6時間前後)もしくは2日連続での実施が標準的です。
③⑤の行動促進プログラムにおける『アクション・ブレイクダウン・ミーティング』(フェース・トゥ・フェースでパフォーマンス向上目標の進捗報告と具体策検討支援を実施)は1日(6時間前後)となります。
研修⇒行動促進プログラムを1セットで2日もしくは3日となります。
これを3~4セット(計6日~12日)行われることが多数です。
まず、企画のご相談をいただいた際、管理者の方々の状況、貴社の組織風土、今後の経営展開などをヒアリングさせていただき研修テーマ・内容のご提案を行います。
その後、自社独自の管理者「期待役割」作成の際に、上位者の方々と対話しながらより詳細の研修内容を確定させます。
場合によっては、プログラム進行の途中で管理者の方々、貴社の状況を踏まえて、成果性を高めるためにご相談しながら内容を変えるケースもあります。
※以下のWEBページ下部の「導入事例」も参照ください。
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組織開発
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