人材・組織開発サービス【株式会社新経営サービス】

サービスSERVICE

組織変革プログラム

受講対象者
経営幹部、管理者、一般社員
実施形態
インハウス(講師派遣)型

研修の狙い・目的

幹部や社員が自ら会社を変える!
経営課題を次々に解決する「創発型組織」を実現する

いま、経営トップから現場まで、一体となった総力戦が求められています。
特にウィズコロナ・アフターコロナの経営環境下、これまでの様にトップダウンやボトムアップによる一元的な改革アプローチでは、大きなエネルギーは生まれません。

必要なのは、社員個々のエネルギーの総和を超えた創造的な成果が、適切なコミュニケーションと内発的動機付け、自主的な連携により組織に生まれることです。

本プログラムでは、グループカウンセリングの手法を使いながら、個々の能力を組み合わせ、創造的な成果を生み出す「創発型組織」を生み出します 。

研修概要

創発型組織を実現する『組織変革研修』の実施

※1泊2日の合宿スタイル、又は、通い2日スタイルをベースに、各企業の課題に応じて効果的なプログラムを設計します。

◆ 研修効果
  • 事前に「360度多面評価」を実施し、参加者各自の課題を明確化することができる。
  • 「360度多面評価」結果のフィードバックにより、他者評価と自己評価の違いや自身の課題に気づく。
  • 「創発カウンセリング」にて、自らの可能性を引き出し、他者との強い連携を築くことで幹部・社員の本質的なやる気を引き出す。

「創発組織 」 実現の効果と改革のステップ

◆創発組織実現の効果
  • 社員個々の能力を組み合わせ、エネルギー総和を超えた創造的成果を生み出す組織に進化させる。
  • 企業独自の課題解決や、社員一人ひとりの悩み解消、モチベーションアップなど、組織の自浄作用により永続的に企業成果に結びつける「創発組織」を構築させる。
◆創発組織の実現に向けた組織変革ステップ(概念図)
「創発組織」の実現に向けた組織変革ステップ
◆「360度多面評価」の事前実施 と 「組織変革研修」 実施の流れ
プログラムの流れ
◆360度多面評価サンプル
360度多面評価サンプル
◆創発組織の実現に向けた組織変革5つの具体的ステップ

組織の内発的エネルギーを引き出し、組織の相乗効果に変えていくには、幾つかのステップを踏むことが必要です。
具体的には、「始動」「共感」「引き出す」「行動変化」「新たな組織化」の5つのステップです。

  • 「始動」

    『始動ビジョン』を掲げることで意識の変革を促します。
    ポイントは、「業界TOPブランドを築こう」等のスローガン的な企業ビジョンではなく、一人ひとりの内発的係わりがイメージできるビジョンが効果的です。
    下記の事例では、「メイドインジャパン!国内生産への誇りを取り戻す!」がこれにあたります。

  • 「共感」

    「ビジョンに向けて、共感の輪で有機的につながる」をテーマに、幹部、管理者社員全員の人生や個性をお互いに共有することで、深い共感・連携を感じ、ビジョン実現に向けたベクトルを合わせていきます。

  • 「引き出す」

    他者からプラス・マイナス双方のフィードバックを受け、今後の革新の方向性を検討する「カウンセリング手法」を用い、1人ひとりの変革意欲を引き出します。
    「行動を変えなければならない」といったレベルから、「自分のこれからの生きかた・仕事のあり方を根本的に変える」といった本質的な気づきがあればある程、効果を発揮します。

  • 「行動変化」

    自己革新テーマの設定とともに課題・具体策を策定し、行動変化を確実なものにします。
    また、有機的な連携によって他者支援による行動変化を後押しします。

  • 「新たな組織化」

    これら4つのステップを経て「新たな組織化」へと結びつけていきます。
    上下関係にとらわれず自由闊達に議論できる環境を整備することで、主体的な組織イノベーションサイクルを形成し、新たな価値創造、新しい企業文化を創造し続ける組織の土台をつくります。

「幹部や社員が自ら会社を変える」組織づくりの考え方と実例

中小企業経営者にとって、人や組織の問題は尽きることがありません。

  • 現場にあきらめムードが蔓延し、活力の低下やチームの停滞感を招いている
  • 部門間・部門内のコミュニケーションが 不十分 で、相互に不信感が強い
  • 優秀な社員から退職し、チームの課題推進・達成レベルが低下している
  • 新リーダーの求心力が弱く、組織変革のキッカケを掴めずにいる

このような諸問題を感じていらっしゃる企業の方々も多いではないでしょうか。

「人で成り立つ中小企業」だからこそ、限られた人員の中で1人ひとりの潜在能力をどのように発揮させるか、持てる力を結集し組織としての相乗効果を生み出すか、その実現に向けて組織をどのように マネジメントするかが、経営者にとって重要なポイントです。
抜本的な解決策が見出しにくい組織改革ですが、「少しのキッカケで、社員の主体性が発揮され、自立的で連携の取れた組織へと変貌する。
これが経営改善や組織開発の現場に立ち、組織の変化を目の当たりにしてきた実感です。
その 具体的事例や キッカケづくりのポイントについて、以下紹介します。

導入事例

課題変革を伴う組織づくりに着手するが、技術へのこだわりと改革への反発で挫折

主体的な改善行動が定着し、自動化ラインの開発など
次へのビジョンを模索する企業へと変貌を遂げた。

① 企業プロフィール

  • 業種職人の洗練された加工技術に支えられた関西にある金型メーカー
  • 年商15億円
  • 従業員数85名

国内メーカーの海外移転に伴い、早期に(1980年代後半より)海外現地生産にシフト、東南アジア、ヨーロッパに生産拠点を構え、電子機器など金属構成部品のサプライヤーとして展開していた。

② 経営・組織の課題

  • 近年の「製造業の国内回帰」の流れの中で、国内需要の高まりに対応すべく、国内生産に舵を切り、「量産体制の確立」に着手。
    しかし、競争環境の中で磨かれてきた海外拠点と違い、一部の金型・試作といった狭い分野に特化してきた国内生産の風土、高コスト赤字体質、チャレンジ精神を無くした受身体質等が染みついており、人的体質の弱さが露呈。
    技術者の大きな変革を伴う組織づくりに着手するものの、技術へのこだわりの強さと改革への反発で挫折した。

③ プログラム導入効果

  • 経営幹部、管理者の決意を促す合宿を機に、「メイドインジャパン!」を旗印に掲げ、本格的に改革を再スタート。
    徹底した無駄の排除、コストダウン、マルチタスク化、自動化の推進、ネットワークシステムの構築等の生産体制見直しを進める中で、国内生産に“誇り”を懸けた企業改革が徐々に浸透。
    それに伴い“改革・改善への誇りと自信を取り戻し始めた。
  • 約1年をかけた組織改革を通じ、主体的な改善行動が定着。漸く2019年度期には黒字化に目途が立ち、自動化ラインの開発など次へのビジョンを模索する企業へと変貌を遂げた。

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